ここに何も書かないということは堕落してないということ…なはずだったが、やっぱり堕落していた。何もしておらん。というわけでその間に見たものなどを。


ターミナル、監督:スティーヴン・スピルバーグ
宇宙戦争、監督:スティーヴン・スピルバーグ

よく考えたらスピルバーグの映画を見るのはこれが初めてかもしれない。別に選んでこの二つを見たのではなく、たまたま。ターミナルは、なんか実際にあった話をもとにしたということ、あと、宇宙戦争はむかし松下奈緒が「宇宙戦争ってなんだ?」とかいってたことぐらいしか知らない。なんか正直あまり面白くなかった。でも二つ続けてみて思ったのは、僕は関係が崩壊していく過程を描いたものよりも関係が成立する過程を描いたものの方が好きだということだ。


チャーリーとチョコレート工場、監督:ティム・バートン

しばしば顔の下半分が見切れているのが気になった。つくづく自分の涙は安いなあと感じた。


Scoop、監督:ウッディ・アレン

これはまだ日本ではやってないだろうか。前回の『マッチポイント』では本人はでていなかったが、今回はかなりおいしい役に。まあいつもおいしい役だが。やっぱりウッディ・アレンは自分で芝居をした方がいいと思う。前作よりも好きだ。しかし日常生活で「Eureka !」という人を映画の中とはいえ初めて見た。


Babel、監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ

今年のカンヌの監督賞をとった作品。久しぶりに役所広司を拝みたくて見たが、ほとんどでてなかった。これだったら菊地凛子を先にクレジットするべきだと思うが、いかがだろうか。なんか「三つの場所での出来事が複雑に絡み合う」ということだったが、そんなに複雑に絡み合ってない。別に日本の話いらないんじゃないか? あと全然関係ないけど、日本のシーンの中で、ニュース番組が放送されているところがあったのだが、MXTVだった。普通日本の映画だとだいたい架空の放送局をでっち上げると思うのだが、別にいいのだろうか。山田優ジンジャーエールを飲んでるCMも流れていた。